2017年ヘンテコおにくパレード掲載
2018/02/14公開 全12p
ヘンテコおにくパレードの中から一話。優しい少女と少年のお話。

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2018/03/27追記:この話のまほちゃんは、犯罪をよしとしているわけではありません。
それでいて彼女は、哀れみを向けられるような人間でもありません。
この話は、彼女と彼女のとりまく環境の行いが正しいか否かではなく、彼女と、彼の、こころの葛藤を描いています。

2022年春追記
この話を描いたとき、私は19歳でした。この年を「なんだ大人じゃん」と思う人もいれば、「若いな」と思う人もいるかと思います。
このとき私はまだ「売られる側」でした。女性の体を持ち、JKと呼ばれる立場をやめたばかり。自分自身にこういった経験があったわけではないですが、私たちはこういう目で見られているのだと感じていました。
今思うと、そういう立場を受け入れている自分を、そして本当はそんな立場に違和感を感じている自分を、俯瞰して描いた作品なのだと思います。
それを、2018年の追記からも感じました。
この漫画は、ここで終わるべきではありません。子供のまほは、誰かに守られなければ、もしくは、自分を守ることを知らなければなりません。
22歳になって、突然子供を守らなければ、という気持ちが強くなりました。22歳は、まだまだ青いのかもしれません。もしくは、人より大人になるのが遅いのかもしれませんが、やっと大人になれたのかなと思います。
本来ならば作品で語るべきですが、私が大学を卒業する前に、どうしても書いておかねばと思い、追記しました。

るぅ１ｍｍ
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